四段話法にも挑戦しましょう

人前で話をする時に便利で使いやすく、聞いた人に好印象を与える話法を紹介しています。

今回は四段話法です。

四段とは起承転結から成る4つの段落を示します。

これは、これまで紹介してきた三段話法、箇条書き話法などより少し難しいのですが、活かせるようになれば、「あの人って話し上手だな」と感嘆されるでしょう。

最後に挑戦するのに良い話法ですね。簡潔に分けてみると次のようになります.

起・・・話し手の紹介や聞き手に知っておいて欲しい情報

承・・・物語りの始まり

転・・・それまでの粗筋の転換

結・・・最後の結論

皆さんご存じの桃太郎を見てみましょう。

起

むかしむかし、おじいさんとお婆さんが川で洗濯をしていた処へ桃が流れて来た

承

桃を拾って持ち帰り、割ってみると桃太郎が生まれ、鬼ヶ島に鬼退治に行くという

転

吉備団子を持って出かけた桃太郎は猿、雉、犬という家来に出会い鬼ヶ島を目指した

結

鬼退治に成功した桃太郎は戦利品をたくさん持ち帰り村の人々を喜ばせた

桃太郎を分解するとこんな感じです。

これまで紹介した話法の中でも、作品作りが難しい部類に入ります。

スピーチ作成に慣れてきたら挑戦してください。