基本は三段話法です
2023年09月24日
先ず簡単で、同時に聞く人から見れば、堂々として感じよい話し手のスピーチの展開の頭にくるのが三段話法です。
先ず冒頭の挨拶、次に本文が来ます。そして最後を一言の挨拶で締めます。
簡単な例文を挙げましょう。
冒頭の挨拶
おはようございます。吉本です。今日は秋の味覚というお話を致します。
本文
秋の味覚と言えば栗、サツマイモ、牛蒡といった山の幸から、鮭、サバ、ニシンと魚も有りますし、リンゴ、ブドウに柿などのフルーツも沢山あります。
私はとりわけ、こうした秋の味覚の中でもサンマが大好きです。
塩を振って炭火で焼くと、もう頬っぺたが落ちるくらに美味しくて、健康にも良いと言われています。この数年は不漁続きのようです。
これからも美味しいサンマがいっぱい採れるように漁師さんの活躍を祈っています。
結び
今日は秋の味覚として私の好きなサンマの話をさせて頂きました。ありがとうございました。
これで大よそ270文字です。話せば1分くらいです。
ご自分で、このスピーチを話して、できれば録音して、聴いてみてください。
どうです? なかなか立派なスピーチでしょう。
私たちは人の話すスピーチを、それほど熱心には聞いていないし、実は関心も、それほど強くは持っていないのです。
ですから先ずは、最初のうちは短いスピーチ(1分前後からOK)から始めましょう。
自分自身を慣れさせて、次の段階に進みましょう。