三段話法を使えば、色んな話が立派に聞こえます

2024年02月15日

昨日は箇条書き話法を紹介しました。

ある事を話して紹介する時に、話の内容も大事ですが、話を入れる「器」も大事だという話でした。

今回も同じく話法を追加して紹介します。

今日の話法は三段話法と呼ばれます。

これは多分、聞いたことは無くても、多くの方が無意識のうちに利用なさっているかも知れません。

多数ある話法の中でも基本の中の基本です。

明日の朝礼でも使ってみて下さい。

三段話法の流れは・・・

1 挨拶して、自分の話のテーマを伝える・・序文です。

2 テーマを紐解いて話す・・内容です。

3 何に付いて話したのかを、繰り返して聞き手に念を押す・・結びです。

これを簡単な事例で紹介します。

※序文から話し始めます。

お早うございます。今朝は私の趣味を紹介します。・・・これが序文ですね。

私の趣味は鉄道写真を撮る事です。・・ここから本文である内容に入ります。

始めたキッカケは弟と一緒に行った鉄道写真展というイベントです。

鉄道の好きな方が年に一回、集まって自分が撮りためた鉄道写真を壁に3枚まで貼ることが出来ます。

その写真に自分なりに説明書きを加えて、来場者に紹介するという簡単なイベントです。

その時に、阿蘇の麓を走る南阿蘇鉄道の写真が目に留まりました。

それは雨が降っている駅舎の中で小さな可愛い女の子がチッチャイ犬を抱いて、餌をあげてる写真でした。女の子の笑顔や周りの大人の笑顔が、すごく鮮烈に綺麗に撮れている写真でした。

それを見たとき、「ああ、日本の田舎って良いなあ」と思い、写真を始めようと思いました。

それからカメラを買い、最初は我流で、近くのJRの駅舎を訪ねて撮り始めました。

私の好きなのは、駅舎の中の様子を撮ることです。

線路が好きな人、走る車両専門の人と撮る写真の分野が、違いますが、そういった方々の写真も良く見ると、その時の様子が想像できて、旅をした想いになれます。

これからも駅舎の中を覗きながら、人間模様を撮って行こうと思います。・・以上が本文です。

今日は私の趣味の鉄道写真を紹介しました。

お聞きいただきありがとうございました。・・結びです。

如何でしょうか。

こんな簡単なお話でも器に入れて話すと立派になります。

これを人前で話す時は、約570文字の話ですから、およそ2分弱になります。

3分間スピーチであれば2分前後は良い時間です。

これだと事前に5回くらい練習すれば、出来そうな気がします。

10回、声を出して反復して練習すれば、ご自分のモノになりますね。


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